IT業界の運動習慣ェ・・・

この記事は CAMPHOR- Advent Calendar 2015 の13日目の記事です。

こんにちは。@Y_Kakizoeです。
はるか昔にCAMPHOR-を立ち上げた非エンジニアおじさんです。
リクルートキャリアという会社で企画・開発業務をしつつ、Vi-Kingという会社の経営(COO)・戦略担当的なことをやってます。

突然なんですが私、二年くらい前からアマチュア格闘家をやってまして、
忙しくて行けない時期を除き、週四〜五くらいのペースで練習に通っています。
プロとスパーリングもしますし、試合にも出てるし、そのための減量もします。
なんだコイツって感じだと思うのですが、そんな私がIT業界にいて思うことの一つが、

『お前らちょっとは運動しろ』

なんですね。
一日に5分でも10分でも運動をすることが合理的に人生にプラスである、と思いながらやってない人の数が、
これはもう半端ではないわけです。超頭のいい人たちが集まって凄い仕事をしているのに、こと運動に関して
こぞって非合理という、のっぴきならぬ異常事態なわけです。CAMPHOR-のエンジニア然りです。
それで、大人になってから具体的に運動をしてないものだから、ITに関してはめっちゃ勉強家なのに
スポーツに関しては全然知らないかよくわかんない古臭い知識をそのまま信じてるみたいな状態。
それは非常にまずい!嫌だ!

というわけでエンジニアコミュニティのAdvent Calendarちゃうんかい!というツッコミを全身に受けつつ、
お前らもちゃんと運動せえや!ということで、私が最近気付いたことなんかも含めて、
ちょっとずつでも運動に取り組むための鉄則を書いてみました。


1.上達を目指す

上達を目指して下さい。球技でも100M走でもダンスでもなんでもいいです。
何かについての上達を目指しましょう。

社会人が運動をする時の目的って大体以下のような感じです。

・痩せたい
・健康になりたい、肩凝り腰痛を治したい
・かっこいい筋肉をつけたい

これを直接目指してスポーツに取り組める人は別にいいです。
でも普通、ダイエットオタクと健康オタクと筋肉オタクにしかそれは出来ないです。
何故か?
『運動に対するフィードバックが遅いから』です。いきなり痩せないし、いきなり健康にならないし、
いきなり筋肉つかない。
それで運動が続かなくて、『自分は根気が無い』って、そりゃ無理でしょ!(ヾノ・∀・`)ムリムリ

正しい考え方をすれば、上達の方が遥かに速いフィードバックが得られます。
そして上達して適切な動きを身に付ければ、自然と目的に近づいていける、
あるいはそれらを達成出来る身体機能がつきます。



2.無理をしない

無理をしないで下さい。

よくあるパターンが、
『ランニングを始めたんだけど、昨日走りすぎちゃってさ〜すげー脚が痛いんだよ』
ってやつ。

いや、気持ち分かるけど、なんかちょっと満足するのやめて!走りすぎないで!

『こんなランナーにはならないで!“なんちゃってアスリート”に要注意』
でオリンピックメダリストの有森裕子氏はこのように述べています。

”これは私も実践していたことですが、トップアスリートになればなるほど、
走る前のウォーミングアップや補強運動、アフターケアを欠かしません。
例えば、1つの試合に向けて、3カ月以上の練習メニューを入念に組み立て、
段階を踏んでから厳しいトレーニングに取り組み、本番で結果が出るように調整していきます。”

無理をしてはいけないんです。オリンピック選手ですら。
いきなり脚が痛くなる距離走ってもダメなんです。ランニング以外も全く同じ。
ジムにエクササイズをしにくる人を見ていても、『ヤケに追い込むな〜』と思う人ほど、意外とすぐやめていきます。

僕は無理をしながら辞めないタイプだったんですけど、無理してるだけでイマイチ上達遅いし、
レーニング方法間違ってたなと今になってかなり後悔してます。

3.より楽な方法でやる

はい。より楽な方法でやりましょう。
あえて辛いことをやろうとする人がいます。
要は『負荷のかかることをやればよい』と思っているパターンです。
2の無理をしない、にも通ずるんですが、筋肉痛になった、息切れを沢山した、
つまり筋肉と循環器に大きく負荷をかけたからよく運動をした、と思うのは間違いです。
確かに筋肥大を起こすには筋肉への負荷は不可欠ですし、心肺機能を高めるためには、
心拍数が上がるような高負荷のトレーニングが必要です。

しかし、あなたの『稼働していない筋肉が多数ある、下手な動きしか出来ない状態』で、
一生懸命追い込むことを今単発でやったところで、大した成果が得られるわけがないんです。
(※大胸筋を肥大させることだけが目的なら、ベンチプレスをただ上げ続ければ達成できますが)

じっくり体と対話しながら、より楽な姿勢、動作を探りましょう。
適切に筋肉を動作させることを覚えると、各筋肉がほぐれ、緊張、負担が
日常生活レベルで減っていきます。これは肩凝りや腰痛の軽減に効いてきます。

もし追い込んで筋肉や循環器など生理学的な機能を向上させたいなら、
上記の方法をある程度確立してからやればよいはずです。
それなりの運動強度に耐えられる体になっているはずですから。


4.姿勢・動きの改善をする

これも3の『より楽な方法でやる』に通じていますが、楽な方法でパフォーマンスするために、
姿勢、動きの改善をトコトンやって下さい。

姿勢、動きとは、骨格の状態とその移行ですね。
骨盤の向き、位置、動き、股関節の角度、動き、肩甲骨の動き、などを最適化します。
動きというと筋肉を意識しがちですが、要は骨がしっかり筋肉で支える必要なくバランスよく
地面から頭まで立っていれば、筋肉への負荷は最小化されるわけです。
実現したい動作も安定してきます。

・まとめ

1〜4を満たすようなトレーニングが世の中には沢山あります。
または、実際にやってみながら自分で考え出すことも出来るはずです。

具体的なトレーニング方法は詳細に渡りすぎるのでここには書かないことにして、
もし何かわからないことがあればご相談などお待ちしています。
(注:CAMPHOR- はエンジニアコミュニティです)